前述で【良い肉の定義】について書きましたが、ちょっと焼肉について掘り下げて書きたいと思います。
みなさん焼肉は好きですか?
僕は大好きです。
みなさんは焼肉はどのようにして食べてますか?
焼肉屋さんで食べますか?それとも家で焼肉派?
炭火焼?鉄板焼き?
肉の好きな部位は?
焼肉について語りだすと一晩では語りつくせません。
世の中にはありとあらゆる肉の部位を選べる高級焼肉店が存在し、一方肉の部位はカルビかロースかホルモンか見たいな昔ながらの焼肉屋も多数存在しますね。
みなさんはどのようにして焼肉を食べてます?
いろんな意見があると思います。
好き好きもあるでしょう。
でもね。
結局ね。
どのシチュエーションで誰と食べるかによると思うんですよ。
でね、結局ね、長年やってる焼肉屋は美味いってことなんですよ。
鹿児島には【焼肉なべしま】という昔からある【王道】の焼肉レストランがあります。
子供の頃は焼肉といえば【なべしま】しか選択肢がないくらいメジャーでした。
なべしま知らない鹿児島人は間違いなくモグリですね。そのくらいメジャー。
この歌聴いたこと無い人っているのかな?
http://www.nabeshima-jp.com/basic-policy/column/song/
もう結論を先に言うと、世の中いろんな焼肉屋産があれど、家族で食いに行くならいろいろ考えずに『なべしま最強!なべしまカルビ最強!』って事です。
私もね、つい最近までは『焼肉は炭火焼に限る!最初はタンからはじめて脂のノッた霜降りくって、ホルモン食ってビールで流し込む!これが最強!』と思ってました。
『鉄板でガスで焼いてんじゃねーよ。』
『肉焼くなら炭火だろ!?』
って思ってました。
『焼肉屋どこが好き?』って聞かれて『なべしま!』って答える人はあんまり周りにおりませんでした。(個人の意見です)
どうせ食うなら、特上カルビとか、特上ロースのようなとろけるような肉を食したい。
イチボとか、ザブトンとか、ちょっと非日常の贅沢を味わいたい!って思うんですね。てか、思ってたんですね。
まあ言ってみればカルビとロース以外の部位を美味しくたべれる店がオシャンティーで、それ以外は一般ピーポー見たいな錯覚に陥るわけですよ。
でね、鹿児島にも行列のできる焼肉屋さんがいっぱいあるんですよ。
白川とか、ヨコムラとか。個人個人の感覚で、好みで好きな焼肉屋さんの定義が決まると思うんですよ。
そこでいろんな焼肉屋さんに行くと必ずみんな一度は経験する
【なべしま離れ】という現象が起こります。
そもそも私のなべしま離れの原因は、子供の頃から焼肉といえば【なべしま】しかほぼ行ったことが無く、さらに中学校のころから部活の栄養会もなべしまで行うことが多かったので特別感がまったくない。
高校生のとき【なべしま】の食べ放題で先輩たちから食わされまくり、【なべしま】=【地獄の焼肉】というふうになってトラウマになってましたw
社会人になって、友人と【なべしま】に行くことはなかったです。
主に騎射場の名店旧【一風堂】改め、【鹿児島ホルモン本舗】で炭火焼肉を食べに行ってました。
趣味もBBQです。
焼肉は食べに行くより自分で起こした炭で、こだわりの肉屋で仕入れた肉をこだわりの焼き方でじっくり焼いて振る舞う。
鍋奉行ならぬ【焼肉奉行】です。
焼肉奉行の私は、焼肉の際に絶対に許せない行為があります。
①部位ごとに盛られた肉をランダムに焼いて、テキトーに食う
②黒毛和牛の霜降りだろうがオージービーフのカッチカチの肉だろうが御構い無しに鉄板いっぱい肉を広げて、案の定食うペースが追いつかず、炎に巻かれて焦げる
③目の前で肉が焦げているのに助けようとしない
④BBQの時、火の無いところにまで肉を並べて放置。結果、燻製になる。
⑤どの部位を食っても「硬い」か「柔らかい」かのみで判断する
⑥焼いている肉の上に平気で生肉を重ねる
⑦自分がこだわって焼いた肉を焼肉にこだわりの無い奴がさりげなく横取りする。
⑧店自慢のタレで漬け込んだ肉を何も考えず自分のタレにつけて、『この肉味が濃い』と文句を言う
もうね、自分が焼肉を追求すると、このような行為が許せなくなるんですね。
自分でもめんどくさい奴だってことはわかってますよ。
焼肉好きとしか食べに行きたくなくなるんですよ。
自分の焼肉愛が強くなればなるほど、世間とのギャップが広がって
『あいつと焼肉食うとメンドクセーぞ。』ってなるんです。
僕はただ、『火を見極め、肉と会話し、最高の状態で食したい』だけなのに。
そんな私が、なぜ今こんなに【なべしま】を推すのか?
理由は下記の通り
①特にこだわりを持たずとも、なべしまの代表メニュー【なべしまカルビ】を注文すれば柔らかくて脂も少なくて、いくらでも食える
②バラエティー豊富なサラダバーに心踊る
③ホルモンが美味い(硬くない、脂がとろける、一人前が丁度いい』
④肉を適当に焼いても美味い
⑤適当に焼いても美味いので、鉄板に適当に並べて、横取りされても悔しく無い。変わりはいくらでもいるから
⑥煙が出ないので嫁が嫌がらない
⑦子供ウケがいい!キッズスペースがあるので子供が退屈しない
⑧白飯に合う!結局タレが美味い!
もうね、疲れたんです。こだわるのに。
でね、気づいたんです。
みんな焼肉は焼肉という食べ物であって、硬いか柔らかいか、脂がノッテるかさっぱりしてるか。それだけなんだということだと。
あれこれ考えずに、目の前で焼けた肉をビールで流し込むかオンザライスで楽しめればいいんだという事に。
そんなある日のことです。
【なべしま】でちょっとした集まりがありました。
焼肉に対して人一倍こだわりを持っていた当時の私は、
『ふん、なべしまかよ。もっと他にいい店あるだろうよ?』って思ってました。
が、しかし
『あれ?なべしまカルビってこんなに美味かったっけ?後半戦は今まで鶏肉しか食えなかったのに、こいつはイケる!牛なのに最後までイケる!』
てなったんです。
【なべしまカルビ】は実は【ハラミ】なんですね!
だから柔らかくて脂身も少なくて美味しく食べれるんですね!
なべしまさん。今まですいませんでした。
私は勘違いをしておりました。
調子に乗って偉そうに焼肉を語っておりました。
長年続くには弛まぬ努力と、売れ続ける秘訣があるんですね。
みなさんもよかったら『焼肉なべしま』行ってみてください。
http://www.nabeshima-jp.com/basic-policy/about/
決してなべしまの回しもんではございませんw