どうも。三代目です。
先週行われました、一年を代表する優秀なリノベーション作品を決めるコンテスト
リノベーションオブザイヤー2019にてありがたいことに弊社が施工させていただいた
【鹿児島断熱賃貸〜エコリノベ実証実験プロジェクト〜】
が見事最高賞である総合グランプリを獲得したわけですが、ぶっちゃけリノベーション協議会メンバー以外にはどんなコンテストでどのくらい凄いのか?ってのが実は浸透していないわけで。
それもそのはず。
鹿児島ではまだリノベーションが日常では無いからです。
なので、簡単にリノベーション協議会とリノベーションオブザイヤーについてご説明を。
古いものに価値を見出し、または使い方を変えることで価値向上を目指し、それを未来へつなぐために再生する手法であるリノベーション。
流行り言葉のようになって言葉自体は知ってるという人は増えてきているがその本質は伝わっていないのが現実だと思う。
そんなリノベーションという手法を正しく世に発信しようと全国各地で頑張っているのが私たちが所属するリノベーション協議会なのです。
2019年12月現在の正会員数714社 賛助会員241社 特別会員 学識者4名、法人9社、3自治体 合計971社(団体)が加盟する日本最大級のリノベーション団体
https://www.renovation.or.jp/app/member_list
そのリノベーション協議会に所属するメンバーが一年で一番優秀な、会心の一撃の作品を部門別にエントリーして競い合うのがリノベーションオブザイヤーです。
このコンテストはその時代の課題や、これからの未来へ向けたメッセージを踏まえた作品の評価を権威ある建築士や学者が審査するのではなく、メディアの編集長が審査します。
要は建築的なテクニックや技術力というより、一般ユーザーの心に響く時代を反映した作品でなければ受賞できないというコンテストなのです。
今年のエントリー総数は応募数 279件、応募社数97社という過去最大の規模で展開されました。
今回を含め2013年から過去7回開催されておりますが各受賞者は下記の通り
2013年 第1回総合グランプリ
2014年 第2回総合グランプリ
2015年 第3回総合グランプリ
2016年 第4回総合グランプリ
2017年 第5回総合グランプリ
2017年 第6回総合グランプリ
2019年 第7回総合グランプリ
第1回と第3回を制したのはリノベーション業界では知らない人はいないというくらい有名なブルースタジオ http://www.bluestudio.jp/
私のブログやFBなどでおなじみの、リノベーション業界の巨匠 大島芳彦さんが属する会社です。
そして第2回を制したのは社員数167名、売り上げ212億という、ちょっと想像を絶するリノベーション業界の巨大企業 ReBITA(リビタ)https://www.rebita.co.jp/ さんです。
リビタさんはホテル再生などの大型案件や戸建ての高性能化リノベーションなど、常に一歩先をいく会社です。
そして第4回、第6回を制したのは我らが九州から全国をかき回した北九州の設計事務所
タムタムデザイン http://tamtamdesign.net/
タムタムの活躍が我々九州部会の勇気となりました!
第4回の受賞から活躍の幅を一気に広げ、北九州や福岡だけでなくいまや全国各地で、さらに海外でも活躍する素晴らしい設計士です。
余談ですが私と誕生日は2日違いの魚座のB型でしかも元ラガーマンという共通点大すぎの大切な友人です。
そして第5回を制したのは大阪の巨匠であり、リノベーション文化を世に広めた立役者
アートアンドクラフト https://www.a-crafts.co.jp/
現在では大阪、神戸だけではなく沖縄でも本格的に活動する、影響力の凄い会社です。
そして第7回が弊社 株式会社 大城です。
今までの受賞者のHPを見ると、思わずうっとりしてしまうほど綺麗でわかりやすい、リノベーションの相談をしたくなるようなオシャレさと優雅さを感じます。
そんな波いる強豪たちや、上記には紹介し切れていないですが、他にも名だたる大企業などに競り勝っての今回の受賞。
はっきり言って実力が追いついておりません。。。
例えて言うなれば今まで日の目を浴びなかったマイナーなお笑い芸人がいきなりM-1グランプリで優勝してしまった!みたいな感じですw
テレビ慣れしてないのにタイトル取ってチヤホヤされながらテレビに出ても、結局面白いこと言えずに廃れてしまう。
今の私はまだまだ実力も会社もタイトルに追いついていない、そんな感じの状況です。
今回の受賞は地球温暖化、世界に比べての日本の住宅性能の低さという社会問題に切り込む勇気を持ったオーナーの日本ガス様と、この企画を実現するために努力を重ねた担当の泊さん、そして断熱や環境問題を徹底的に研究し発信し続けているエネルギーまちづくり社の竹内さん、内山さんの的確なアドバイスと、厳しい環境の中丁寧な施工をしてくれた弊社社員や協力業社の方々みんなで手にした賞です。
一つはっきり言えることは、今回のプロジェクトは本当にこれからの日本の住環境に風穴を開けるべく取り組んだ先進的な取り組みで、空室を埋めて長く住んでもらいたい不動産オーナーの意思と入居者が求める希望をつなぐ橋渡し的なプロジェクトでであるということ。
今回の受賞を機に、いただけるチャンスは最大限チャレンジしつつ、改めてしっかり足元見つめ直し、背伸びしすぎず今まで通りコツコツとお客様の真の快適な暮らしを実現するために日々精進していきたいと思います。
今後とも挑戦し続ける株式会社 大城、RENOVEGGAをどうぞよろしくお願いします。
↓↓↓今回の受賞作品の詳細はコチラ↓↓↓