『ありがとう』って感謝の言葉、最近言ってますか?
接客業、サービス業の方々は毎日”ありがとう”と口にしていると思います。
でも、接客業、サービス業以外の方々、心から”ありがとう”はいつ言いました?
毎日心からの『ありがとう』が言える生活を送りたいですよね。
ということで本日のテーマは
【ありがとう】
『ありがとう』の反対語は?って聞かれたら、多くの人はこう答えます。
『ごめんなさい』
それも正解かもしれません。でもね、『ありがとう』の反対語は『あたりまえ』
【ありがとう】は漢字で書くと【有り難う】
ゴルゴ13にありがとうを言わせる人もすごいですね。何をしてあげたのでしょうか?
【有り難う】=有り難し
ありがたしとは、法句経というお経に
『人の生を享くるは難く やがて死すべきもの 今いのちあるは 有り難し』
とあるように、今生きている私達は、数え切れない偶然と無数の先祖の計らいで生を受けて誕生したのだから、命の尊さに感謝して精一杯生きましょう。と言う教えから生まれた言葉だそうです。
「有り難し(ありがたし)」は、「有る(ある)こと」が「難い(かたい)」という意味で、
本来は「滅多にない」や「珍しく貴重だ」という意味を表した言葉です。
すなわち、奇跡という事です。
奇跡の反対は、「当然」とか「当たり前」。
我々は、毎日起こる出来事を、当たり前だと思って過ごしています。
やがてそれが、当たり前の事を当たり前と思わず、当たり前と思える事にでも感謝の気持ちを表す言葉として『有り難し(ありがとう)』になったのだと言われています。
だから紐解いていくと『ありがとう』の反対語は『あたりまえ』だと言われています。
あたりまえと聞いたらこれを思い出す人も多いのでは?
あたりまえ
歩けるのが、あたりまえ。
目が見え、耳が聞こえるのが、あたりまえ。
手足が動くのが、あたりまえ。
毎朝目覚めるのが、あたりまえ。
食事ができるのが、あたりまえ。
息ができるのが、あたりまえ。
友達といつも会えるのが、あたりまえ。
太陽が毎朝昇るのが、あたりまえ。
生まれてきたのが、あたりまえ。
夫(妻)が毎日無事に帰ってくるのが、あたりまえ。
そして・・・
生きているのが、あたりまえ。
いかがですか?みなさん、『あたりまえ』に生きてませんか?
『あたりまえ』を『ありがたい・ありがとう』に置き換えてみると?
歩けるのが、ありがたい。
目が見え、耳が聞こえるのが、ありがたい。
手足が動くのが、ありがたい。
毎朝目覚めるのが、ありがたい。
食事ができるのが、ありがたい。
息ができるのが、ありがたい。
友達といつも会えるのが、ありがたい。
太陽が毎朝昇るのが、ありがたい。
生まれてきたのが、ありがたい。
夫(妻)が毎日無事に帰って来てくれて、ありがとう。
そして・・・
今日もこうして生きている事に『ありがとう』
身の回りにある一つ一つのことは『あたりまえ』ではなく、『ありがたい』ことなんですね。
すべてのことに感謝し、心からの『ありがとう』が言える毎日を過ごしたいですね。
最後にブログを読んでくれて
智書師範 尚ちゃん先生の『ありがとう』で感謝を込めて。